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京都樹木葬だより

“土に還る”樹木葬?

従来のいわゆる”家墓””代々墓”といわれるお墓とは大きく異なる樹木葬が、近年徐々に増えて来ています。京都市でも昨年から樹木葬タイプの市営墓地の供用を開始し、公募で高い倍率となったそうで、その人気が測れます。

樹木葬を選択される方の多くは、”自然に還る(≒土に還る)”というイメージに惹かれていると思いますが、実際のところ、骨は土に還るのでしょうか?

【本当に土に還るのか? ―――骨の組成的に】
骨の主成分であるリン酸カルシウムは、火葬にした際に高温で表面が硬化し、土に分解され難くなります。ご遺骨をパウダー状に粉砕し、かつ酸性土壌であれば比較的早く分解が進むようですが、通常ですと数百年は骨の状態で残るそうです。火葬にはされていない縄文時代のお骨が現代において発掘される事もあるくらいですから、分解のされ難さを推していただけるかと思います。

とは言え、”完全に土に分解されていない=自然に還れていない!”というのも極端な話で、”自然の中に眠る=自然に還る”という、心理的概念でもって受け止めていただければ、それで十分ではないでしょうか。数百年後に発掘されて博物館に展示されでもしない限りは、いつかは土に還ります。

次回は、墳墓内の構造的な面から、樹木葬で人は土に還るのか? をお話しします。

京都・京都市 本昌寺 上京庭苑 市営バス「千本出水」バス停徒歩3分 西陣の一角、趣のある都会の樹木葬

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