樹木葬Blog

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墓じまい ① ―― お墓を遺さない、という選択

お正月、お盆、お彼岸と年に数回訪れる「お墓参りの時期」。もちろんそれ以外の時期にもお墓参りしていただくのが喜ばしいことではありますが、皆様は年に何回お墓参りに行かれているでしょうか?
遠方にお墓があると、お参りに行くのも一苦労、田舎の方に人が住まなくなったら誰がお墓を管理していくのか……と、ふと悩みが頭をもたげた方も多いのではないでしょうか。

墓じまいの件数は年々増加しており、大阪のとある霊園では、年間の新規申込が30件であったのに対し、墓じまいがその10倍近い280件を超えたそうです。
石材業界団体の行ったアンケートによると、墓じまいの理由の約6割が『承継者がいない』というもので、『お墓が遠い』という理由も2割近くに上るというデータもあります。また他にも『承継者はいるが、負担を掛けたくない』という理由も挙げられており、核家族化が進む中で、これも今後増加が予想されます。

代々受け継がれているお墓を潰す事はご先祖様に対して不敬だ、と思われる方はまだまだ多いですが、現実的に管理が困難になっている(あるいは困難になると予想される)事を考慮すれば、墓じまいも止む無しという時代になってきているのでしょう。

誤解して欲しくないのが、「墓じまい=お骨を捨てる」ではない、ということ。多くの場合、墓じまいと同時に改葬をして、別のお墓を用意されています。
ではその改葬先のお墓はどうするか? という検討のなかで、選択肢として近年上位に上がるものの一つが「樹木葬」や「永代供養墓(合同墓)」です。細かいシステムは墓苑によってさまざまですが、継承者を必要としない点ではほぼ共通しています。
従来のかたちに捉われない、今の時代に即したお墓の一つとして受け入れられてきています。

 

墓じまいされるお墓

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