月見の寺、道往寺で十夜法要が営まれました

10月28日(土)、昔から月見の寺として親しまれた、アンカレッジ高輪庭苑のある高輪 道往寺にて、「十夜法要」が営まれました。
十夜法要とは浄土宗寺院で秋に行われる念仏行事です。

樹木葬 高輪庭苑のある道往寺。
もともと十夜法要は陰暦10月5日の夜から15日の朝まで念仏をお唱えする行事でした。
ここ道往寺は古くは月見寺として親しまれ、お寺のほんのすぐそこまで海岸線が迫り、夜の水面に映る満月はそれはそれは美しかったそうです。
北斎を初めとする浮世絵にもその情景が残されています。

今は遥か沖まで埋め立てが進み、高輪ゲートウェイ駅周辺は再開発の只中にありますが、昔の情景を思い浮かべる愉しみがこのお寺の数々の行事に残されています。